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耳鼻咽喉科

ご案内

外来を受診される方々へ

---初診受付の集中と混雑および各種専門外来の待ち時間について---

@ 初診外来の受付時間は、午前8時40分から午前11時までですが、午前10時30分以後に受付が集中し、混雑する傾向があります。午前10時頃までに受付をしていただければ、混雑を避け、比較的短い待ち時間で受診いただけますので、できるだけ早めの受診をおすすめいたします。

A 各種専門外来が開設されておりますが、どの専門外来も人数が大変多いのが実情です。数時間お待ちいただかざるを得ない場合も多々あることをご理解ください。
 診察の順番は、基本的に受付順です。早めに受付していただければ、混雑を避け、比較的短い待ち時間で受診いただけます。
 再診の受付は、午前7時から可能です。午後の外来も、午前7時から受付できます。
 なお、同じ外来でも、医師により予約数などは異なりますので、受付順と診察順が一致しないことがあります。途中でお申し出頂ければ、当日の診察はキャンセルとして、他日に予約を取り直すことは可能です。

 以上、ご理解とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

耳鼻咽喉科は、耳と鼻とのどと比較的狭い領域を担当する診療科と考えられがちですが、実際は首から上で神経内科や脳神経外科が担当する脳と脊髄、眼科が担当する眼球を除く頭部および頸部の広範囲にわたる領域を担当しています。また、担当する領域が広いということだけではなく、風邪や花粉症、鼻出血、中耳炎、めまいなど、どなたでも一度は経験したことのあるような疾患の診療(プライマリケア)から、聴力改善手術や頭頸部の治療などの専門性の高い診療まで大変幅広い診療内容を特徴としています。このような診療内容から、最近では耳鼻咽喉科・頭頸部外科と呼ばれるようになっています。
 耳鼻咽喉科のもう一つの特徴は、生活の質(quality of life)に直接影響する機能を担当していることです。21世紀の日本は世界にも類をみない長寿国となっていますが、高齢期の生活を楽しめなければ意味はありません。豊かな生活のためには感覚器と運動器の機能、咀嚼・嚥下と音声・言語機能が不可欠です。耳鼻咽喉科では5感と呼ばれる感覚機能のうち、聴く(聴覚)、匂いを嗅ぐ(嗅覚)、味わう(味覚)の3感と、自分の足で歩くためのバランス感覚(平衡覚)を担当し、また美味しいものを噛んで飲み込む嚥下機能と家族や仲間と会話を楽しむための音声・言語機能も診療範囲としています。このように、耳鼻咽喉科は生活の質の向上のために大変重要な役割を担う診療科ということができます。
近年の医療技術の進歩はめざましく、各領域、各疾患の診断および治療の技術も専門分化しています。当科では専門分化した耳鼻咽喉科・頭頸部外科疾患全般において最新の医療を提供できるように各専門分野のエキスパートを診療スタッフとして揃えています。また、各疾患に応じて各専門診療科の医師や耳鼻咽喉科内でも看護師、言語聴覚士、臨床心理士と連携した「チーム医療」として対応するのが当科の大きな特色であり、各領域の専門技術を結集して緊張感のある診療を行っています。
 このように耳鼻咽喉科・頭頸部外科という幅広い領域で最新の医療を提供するためには、専門分化した各領域の診療を担うための深い知識と高い診療技術のみならず、優しさと倫理観を有する豊かな人間性を有する人材を育成することが最も重要です。当科では当院の診療スタッフに加え、約30の教育関連病院のスタッフを含めた110名の教室員が一丸となって診療と研究、教育という医療における3つの柱をバランス良く発展させることを心掛け、国際的にもトップクラスといえるような最新の医療を目指して日々切磋琢磨しています。

当診療科の対象疾患は次のようになっております

「耳」
外耳炎、外耳道湿疹、急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、癒着性中耳炎、耳硬化症、耳小骨奇形、外耳道閉鎖症、先天性耳瘻孔、耳管狭窄症、耳管開放症、耳鳴症、聴覚過敏、突発性難聴、低音障害型感音難聴、メニエール病、騒音性難聴、機能性難聴、遺伝性難聴、先天性難聴、ムンプス難聴、聴神経腫瘍、聴器癌など

「鼻」
鼻出血、アレルギー性鼻炎、鼻中隔湾曲症、慢性副鼻腔炎、鼻茸、肥厚性鼻炎、術後性頬部嚢胞、嗅覚障害、鼻副鼻腔腫瘍など

「咽頭」
アデノイド増殖症、扁桃肥大、急性咽頭炎、急性扁桃炎、扁桃周囲炎、習慣性扁桃炎、扁桃周囲膿瘍など

「喉頭」
急性声帯炎、急性喉頭蓋炎、喉頭浮腫、声帯ポリープ、ポリープ様声帯、声帯結節、声帯嚢胞、喉頭蓋嚢胞、喉頭肉芽腫、反回神経麻痺、痙攣性発声障害、喉頭癌、喉頭白板症、喉頭乳頭腫、喉頭血管腫、喉頭奇形、喉頭狭窄、喉頭異物、喉頭外傷、嚥下障害、咽喉頭異常感症など

「頭頸部腫瘍」
  頭頸部癌:上顎癌、舌癌、口腔底癌、上咽頭癌、中咽頭癌、下咽頭癌、原発不明癌頸部転移、甲状腺癌、耳下腺癌、顎下腺癌、喉頭癌、聴器癌など
  頭頸部悪性リンパ腫
  頭頸部良性腫瘍など:鼻腔良性腫瘍(乳頭腫など)、耳下腺腫瘍、顎下腺腫瘍、副咽頭間隙腫瘍、頸動脈小体腫瘍、頸部神経鞘腫、側頸嚢胞、甲状舌管嚢胞(正中頸嚢胞)、ガマ腫など

「めまい」
メニエール病、外リンパ瘻、前庭神経炎、良性発作性頭位めまい症、心因性めまい、椎骨脳底動脈血流不全、頸性めまい、低脊髄圧症候群、めまい症、その他のめまいなど

「その他」
ベル麻痺、ラムゼイ・ハント症候群、睡眠時無呼吸症候群など

当診療科では次のような症状を扱っております

「みみ」
耳の痛み、耳だれ、耳の詰まった感じ、耳鳴り、聞こえが悪い、音が響く、言葉が聞き取りにくいなど

「はな」
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、においがわからない、鼻血、頬の痛み・腫れ、など

「のど」
のどの痛み、飲み込みにくい、飲み込むとむせる、口が開かない、口の中が腫れた、のどに何かある気がする、声がかれる、声が出しにくいなど

「かお」から「くび」にかけて、腫れもの・出ものができた

「めまい」
めまい、ふらつきなど

「その他」
目がつぶれない、口の中のものがこぼれる、顔が曲った、いびきがする、寝ている時に呼吸が止まるなど

外来担当医

外来担当医一覧

午前診察室
1 小川 郁(予約制)
冨田 俊樹
井上 泰宏
今西 順久
神崎 晶
渡部 高久
小川 郁
大石 直樹
國弘 幸伸
齋藤康一郎
井上 泰宏
今西 順久
初診
補聴器外来
(予約制)
初診 初診
補聴器外来
(予約制)
初診 初診 初診
2 交替制 交替制 交替制 交替制 交替制 交替制
再来 再来 再来 再来 再来 再来
3
神崎 晶
冨田 俊樹
藤井 正人(初診不可)


大石 直樹

アレルギー・嗅覚外来
(予約制)
頭頸部腫瘍外来
(予約制)


睡眠時無呼吸・上気道外来
(予約制)
3
神崎 晶
若林 聡子
小川 郁



耳鳴 再来


午後診察室
1 神崎 晶
(13:30〜15:30)
神崎 晶
若林 聡子(吉田 聡子)


岡本 康秀
(13:30〜)

難聴耳鳴外来 人工内耳外来
(予約制)


内耳検査外来
2 大石 直樹
稲垣 洋三
山田 浩之
新田 清一(第1のみ)
稲垣 洋三
山田 浩之
國弘 幸伸
(予約制)
國弘 幸伸
五島 史行(不定期)
井上 泰宏
(13:30〜)

難聴耳鳴外来 中耳外来
(予約制)
副鼻腔炎 めまい顔面神経外来 神経耳科外来
2 大石 直樹
稲垣 洋三
山田 浩之

相馬 啓子
(月2回・予約制)
渡部 高久 井上 泰宏
岡本 康秀

補聴器外来(リオン)
めまい平衡外来 TMS外来 補聴器外来(キコエ)
3 齋藤康一郎
福田 宏之
磯貝 豊
矢部はる奈
宇野 光祐
藤峰 武司(第4)
今西 順久
冨田 俊樹
羽生 昇
渡部 佳弘
佐藤陽一郎
大石 直樹
貫野 彩子
齋藤康一郎
矢部はる奈
宇野 光祐
大久保啓介(第2,4)

齋藤康一郎
矢部はる奈
宇野 光祐
気管食道外来
(予約制)
頭頸部外来
(予約制)
小児言語聴覚・睡眠時無呼吸外来
(予約制)
喉頭外来(予約制)
音声外来
(予約制)
3


大石 直樹
齋藤 秀行
(第4のみ)

和佐野浩一郎



小児言語聴覚外来
(予約制)

耳下検査外来(予約制)

診察受付時間等は 外来診療のご案内 をご覧ください。

※学会等により担当医が変わる場合がありますのでご了承下さい。


外来担当医専門分野一覧

(◎:診療部長 ○:診療副部長)
◎小川 郁耳科学・聴覚医学・頭蓋底外科
 
○國弘 幸伸めまい・平衡・顔面神経麻痺・鼻副鼻腔
 
 井上 泰宏神経耳科・聴覚医学
 
 齊藤 秀行耳科学・聴覚医学・言語・睡眠時無呼吸症候群
 
 今西 順久頭頸部癌・頭頸部外科
 
 冨田 俊樹頭頸部癌・頭頸部外科
 
 神崎 晶耳科学・嗅覚・味覚・アレルギー学
 
 齋藤 康一郎喉頭・音声
 
 羽生 昇頭頸部癌・頭頸部外科
 
 藤岡 正人耳科学・聴覚医学
 
 矢部 はる奈喉頭・音声
 
 渡辺 麗子耳科学・聴覚医学
 
 渡部 高久耳科学・聴覚医学
 
 大塚 邦憲頭頸部癌・頭頸部外科
 
 和佐野 浩一郎耳科学・聴覚医学
 
 滝内 優子喉頭・音声
 

主な検査内容のご案内

当診療科で実施している検査内容は次のようになります。

「耳」
標準純音聴力検査、語音聴力検査、聴性脳幹反応(ABR)、耳音響放射検査(OAE)、ABLBテスト、SISIテスト、Bekesy検査、ティンパノメトリー、耳小骨筋反射検査、耳管機能検査、新生児自動ABR、BOA、COR、遊戯聴力検査、プロモントリーテスト、心理テスト、耳鳴検査、補聴器装用テスト、側頭骨3D-CT、内耳・内耳道MRI、ENoG、難聴の遺伝子診断、言語発達検査など

「咽頭・喉頭」
喉頭ファイバースコープ、喉頭ストロボスコープ、下咽頭ファイバースコープ、超音波検査、CT、MRI、シンチグラム(ガリウム・甲状腺・唾液腺・骨)、穿刺吸引細胞診(cFNA)、音声機能検査など

「めまい」
ENG(電気眼振計)検査(指標追跡検査、視運動性眼振検査、注視眼振・自発眼振・頭位眼振の検査、温度眼振検査、瘻孔症状検査など)、前庭性頸筋反応(VEMP)、自覚的視性垂直位(SVV)、頭部MRI・MRA、心理検査など

「鼻」
RAST、基準嗅力検査、静脈性嗅覚検査、味覚検査(濾紙ディクス検査)、鼻腔通気度検査など

「その他」
PSGなど

高度先進医療のご案内

当診療科では、次のような高度先進医療を実施しています。

先進医療名対象疾患金額
人工内耳両側高度感音難聴の方

内容

人工内耳は両耳がほとんど聞こえない聾の方が、聴覚を得るための医療です。手術によって頭部(耳の後ろの骨)に人工内耳装置を埋込みます。これにマイクで拾った音声を信号として装置に送り、聴神経を直接刺激します。この刺激により、補聴器では全く言葉を聞き取れなかった方でも、言葉を聞き取ることが可能になります。欧米では1980年代より実用化され、すでに全世界で1万人以上の方が埋込み手術を受け、安全性と有効性が確かめられています。日本でも1994年健康保険適応を受け、本格的に臨床応用されるに至り、これまで約1000人の方が人工内耳を用いています。慶應義塾大学病院耳鼻咽喉科では、術前のご相談から、検査、入院手術、そして術後リハビリ(言語聴取訓練)にわたり、難聴を専門としたスタッフが一貫したサポートを提供しています。

受診の仕方

初診から難聴耳鳴外来(月曜午後)へ紹介いたします。



・当診療科の詳細ホームページ




−最終更新年月日;2012年05月07日 10時22分33秒−